城下町よもぎ祭2015

よもぎの効能

日本人にはなじみの深いジャパニーズハーブ

■ よもぎの旬

食用の場合は、3~5月初旬早春の白い綿毛の被った若芽を、天ぷらなどには初夏の頃までのやわらかい茎先を摘み取ります。入浴用など食用以外に使用されるものは、8月まで採ることができます。道端、あぜ道、草原、土手、空き地などの日当たりのよいところに群生します。下記の平松先生の研究にあるように、5月から7月ごろのヨモギの健康機能が高いことも確認されています。

■ 食物繊維はほうれん草の約5倍

よもぎに含まれている食物繊維は、便秘解消や痔の予防の他にダイエット効果などもあります。また体内に堆積している有害な物質を吸着し、体外に排出するデトックス効果もあり、それによって胃腸の強化も見込めます。

■ よもぎに含まれるクロロフィル(葉緑素)

クロロフィルは、体内でヘモグロビンの生成を助けて造血作用を促進し、貧血の予防・改善に作用します。さらに、酵素をカラダの隅々まで届けてくれる「有機ゲルマニウム」(クロロフィルの成分のひとつ)が血液をサラサラにし新陳代謝を高め、肥満予防にも繋がります。また、発がん性物質のひとつである染色体異常を抑える効果があるので、抗がん作用も持っています。

■ コレステロール値を下げる

心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなる動脈硬化。その動脈硬化の原因となる「悪玉コレステロール」値をよもぎの持つ成分が下げ、血中脂質の正常化に作用するという事が、国立健康・栄養研究所によって実証されています。

■ ベータカロチンを多く含みます

ベータカロチンは免疫力を活発化させる働きがある為、病気にかかりにくくなります。またベータカロチンが体内に入ると、ビタミンAに変わります、ビタミンAは新陳代謝を促し、皮膚の再生力を高めるので、乾燥肌やアトピーに効果的です。更には髪や粘膜を健やかに保つので、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあり、視力維持効果も期待できます。

■ 疲労回復

ビタミン含有量が多く、その中でもB1にはイライラを抑え、心身ともに疲労回復の効果があります。またよもぎの匂い成分であるシオネールには、脳神経を鎮静化し睡眠を促す効果があります。

県立大学・平松先生のよもぎ研究

■ よもぎを活かすおばあちゃんの知恵

平松直子研究室では、よもぎの健康効果について研究を進めています。一連研究の中で、あく抜きや乾燥、アルコール抽出などによって、ポ リフェノール量や活性酸素消去能などに違いがあるかについて比較しました。その結果、昔からヨモギが和菓子などに利用されるとき、必ずあく 抜きをして使われてきたことなど、伝統的に受け継がれた食文化が理にかなっていることを裏付けました。さらに、5月~7月のよもぎに健康機能性が高いことを発見しました。

このような研究の成果を受けて、よもぎの健康機能性が高まる、6月のゆかた祭り前に姫路のヨモギ伝説を活かした城下町よもぎ祭を開催します。
http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/summary/shse/naokohiramatsu.html

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